コラム
2026/08/01
著者:
泉 隼人

構造化データ
こんにちは。株式会社クレインカンパニーの泉 隼人(いずみ 隼人)です。
私たちは、東京都渋谷区代々木を拠点に、ノーコードツール「STUDIO」を活用したWEB制作や、納品後にお客様ご自身でサイトを育てる内製化サポートを行っています。
私の地元・神奈川県の葉山には、看板を出していなくても、口コミや紹介で遠方からお客さまが絶えない人気のお店があります。そのお店の店主さんに話を聞くと、「看板を出さない代わりに、郵便番号や道順、おすすめのメニューを分かりやすく丁寧に案内しているんだよ」とおっしゃっていました。
実は、インターネットの世界でも同じことが言えます。
見た目のおしゃれなデザインだけにこだわるのではなく、「検索エンジン(GoogleやAI)に対して、自社の情報をどれだけ親切に・正確に伝えられているか」が、集客の成果を大きく左右します。
そのために欠かせないのが「構造化データ」という設定です。
しかし、驚くべきことに、世の中の多くのWEB制作会社が、この「構造化データ」を設定しないままサイトを納品しているのが現状です。
今回は、「構造化データとは何か?」という基礎から、設定することで得られるSEO上のメリット、自社サイトのチェック方法、そして「STUDIOでも簡単に実装できる理由」まで、分かりやすくお話しさせていただきます。
「構造化データ」と聞くと難しそうに思えますが、考え方はとてもシンプルです。
一言でいうと、「Googleなどの検索ロボットに対して、サイトに書かれている文字の意味を正しく教えるための言葉(タグ)」のことです。
例えば、ホームページに「東京都渋谷千駄ヶ谷4-29-12」と書いてあったとします。 私たち人間が見れば、「あ、これは会社の住所だな」とすぐに分かりますよね。しかし、検索ロボット(AI)にとっては、それが「会社の住所」なのか、「商品が送られてくる発送元」なのか、「昔の旧住所」なのか、単なる数字と文字の羅列だけでは完全に判断できないことがあります。
そこで、裏側のプログラムに「この文章は『会社の住所』ですよ」「この数字は『商品の価格』ですよ」「このQ&Aは『よくある質問』ですよ」という名札(ラベル)を貼ってあげる作業を行います。この名札を貼る仕組みこそが「構造化データ(Schema.org)」です。
SEOにおいて非常に効果的な設定であるにもかかわらず、なぜ多くの制作会社がこれを作っていないのでしょうか。
理由は主に2つあります。
見た目のデザインに影響しないから 構造化データは裏側のプログラムコードに書き込むものなので、ブラウザで見たときの「見映え」には一切変化がありません。設定していなくても見た目は完成しているように見えるため、納期やコストを削るために省略されがちです。
手作業でコードを作るのに手間がかかるから 一般的なWeb制作(WordPress等)の場合、専門的なコード(JSON-LDなど)を手作業で記述したり、複雑なプラグインを設定したりする必要があります。制作会社側に知識がなかったり、教育コストをかけていなかったりすると、見落とされてしまうのです。
「おしゃれなサイトを作ってもらったけれど、なぜか検索からお問い合わせが増えない」という場合、裏側の構造化データが全く入っていないことが原因かもしれません。
構造化データをしっかり設定すると、検索エンジンからの評価が上がり、以下のような明確なメリットが生まれます。
構造化データを設定すると、Googleの検索結果画面に、通常の「タイトルと文章」だけでなく、追加の特別な情報(リッチリザルト)が表示されるようになります。
よくある質問(FAQ)が折りたたみ形式で検索結果に直接表示される
商品の価格や在庫状況、星評価(レビュー)が表示される
イベントの日時や会場情報が表示される
会社のロゴやSNSアカウントがGoogleに正しく認識される
検索結果の中で他社よりも大きく、魅力的に表示されるため、一目で目立たせることができます。
検索結果にリッチリザルトが表示されると、ユーザーの目に留まりやすくなります。同じ検索順位(例えば3位)に並んでいたとしても、FAQや星評価がついているサイトの方が圧倒的にクリックされやすくなります。結果として、アクセス数やお問い合わせ数の増加に直接つながります。
今やGoogleだけでなく、AIがWEBサイトの情報を読み取ってユーザーに回答する時代です。構造化データが整っているサイトは、AIにとっても「何が書かれているか理解しやすい親切なサイト」となります。AI検索時代において、自社の正確な情報をユーザーに届けるための最強の対策になります。
「自社のホームページに構造化データが入っているか確かめたい」という方は、Googleが提供している無料ツールを使って簡単にチェックすることができます。専門知識がなくても、数秒で確認可能です。
インターネットで「リッチリザルトテスト」と検索し、Googleの公式ページを開く
調べたい自社サイトのURLを入力して「URLをテスト」をクリックする
数秒待つと、画面に「検出された構造化データ」が表示される
もしここで「検出されたアイテムはありません」と表示されたり、エラーが出ていたりした場合、構造化データが設定されていない可能性が高いです。ぜひ一度、チェックしてみてくださいね。
「構造化データを作るには、難しいプログラミングの勉強が必要なの?」と不安に思われるかもしれません。
ご安心ください。私たちが推奨しているノーコードツール「STUDIO」を使えば、構造化データも非常に簡単に実装することができます。
STUDIOには、ページごとに裏側のコードを追加できる「Custom Code(カスタムコード)」機能やHeadタグの設定機能が標準で備わっています。
Googleが推奨している記述形式(JSON-LD)のコードを用意し、STUDIOの管理画面に貼り付けるだけで設定が完了します。難しいサーバーの操作や、複雑なWordPressプラグインの競合トラブルなどに悩まされることなく、誰でも安全に構造化データを導入・管理できます。
コラム・ブログや採用スタッフ情報などでは、CMSと連動すれば、自動的に構造化データも生成してくれるようになります。
私たち株式会社クレインカンパニーでは、STUDIOを活用してホームページを制作する際、見た目の美しさはもちろんのこと、この「構造化データの設定」もオプションでしっかりと組み込んで納品いたします。
コラム、ブログ(Article)の構造化
求人情報(JobPosting)の構造化
など
など、お客様のビジネスに合わせた最適な構造化データを設計し、GoogleにもAIにも評価される強いサイトを構築します。
ホームページは、見た目が綺麗なだけでは意味がありません。裏側で検索エンジンやAIに正しく価値を伝える「親切な設計」ができていて初めて、本当の集客効果を発揮します。
多くの制作会社が見落としがちな構造化データまでしっかり整え、納品後は皆さまご自身で簡単に最新情報を更新していける環境を作る。これこそが、人口減少時代に企業が持つべき本物のWEB資産です。
東京都渋谷区代々木に拠点を置く株式会社クレインカンパニーでは、STUDIOを活用した高品質なサイト制作から、納品後の運用伴走サポートまで、お客様のビジネスに寄り添って丁寧にお手伝いいたします。
「自社サイトに構造化データが入っているか見てほしい」 「検索結果でもっと目立つホームページにリニューアルしたい」
そうお考えの経営者様やWEB担当者様は、ぜひ一度クレインカンパニーにご相談くださいね。

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